職員通信

2023年4月21日

技能実習生の1年

異国での生活

昨年6月にショートステイ鵜飼へ配属となった技能実習生のハさんとイエンさん。
最初は、言葉の壁や慣れない土地での生活で不安なことも多かったようです😥
初めて聞く方言や認知症の利用者様への理解、介護技法などなど…日々学ばなければならないことが盛りだくさんでした。
休憩時間には二人寄り添って慣れ親しんだ母国語で会話する姿も見受けられました。

広がる笑顔の輪

恥ずかしがり屋さんですが勉強熱心なハさんといつでも元気いっぱいで笑顔の絶えないイエンさん。
そんな初々しい二人が日々頑張る姿に利用者様からも励ましの声をいただいています。
通ってくださっている利用者様の中には「あの子らがおるけぇ、泊りに行ってみようかな。」「ハちゃんとイエンちゃん大好きなんよ。会う度笑顔で挨拶してくれて、こっちも元気をもらえるけぇな。」とすっかり二人のファンになっている方も🥰
利用者様と過ごす日々の中で次第に打ち解け、利用者様のお誕生日をお祝いし一緒に写真を撮るようになりました。

感謝の気持ちを🌟

二人が配属されてから、もうすぐ1年…いろいろなことがありました。
浴衣を着て夏祭りへ参加👘、行事食では初めて食べる料理にチャレンジ🍽、様々な研修📝にも参加し一生懸命に学んでいました。
利用者様や他の職員と一緒にわいわい盛り上がりながら作るおやつは、普段自炊する時とはまた違った難しさや楽しさがあったようです。
そして、そんな二人を気にかけ何かと声をかけてくださっていた吉川施設長。日本食を食べさせてあげたいと自宅に招待したり、生活の中で困り事はないかと差し入れをしたり、少しでも二人がのびのびと不自由なく学び、過ごせるようにと心を尽くしてくださっていました。
三月末、吉川施設長の退職に際し、お世話になったので感謝の気持ちとして何かできないだろうか?と言う話になり手作りのクッキー🍪をお渡しすることに。
二人から施設長へ感謝の言葉を伝え、施設長も大変喜んでくださいました。ささやかながら、心のこもったクッキーと共に最後に記念撮影を行いました📸