職員通信

2020年2月25日

合同研修会を行いました。

現場の看護師による講義

府中市広谷町にある、特別養護老人ホーム・ショートステイ・介護付き有料老人ホームで合同の研修会を行いました。今回は、当施設の看護師が「看取り介護」について講義を行いました。
きれいな身体で最期を迎える為に、私たちが日々の介護で出来る事は何があるでしょうか?「褥瘡などの皮膚トラブルの予防」「関節拘縮予防」「残った身体機能の維持」「口腔衛生」を実際に体験しながら考えました。

基本の移乗介助を再確認

関節拘縮は、病気の後遺症によるものだけではなく、日々の生活の中で起こります。拘縮は緊張から始まる為、リラックスできる体位保持は重要な関節拘縮予防となります。

苦しくないですか?リラックス出来ていますか?

四肢の筋力が低下している状態で頭だけを上げると、ふくらはぎ、肩の裏、伸びたままの手が窮屈に感じられます。先にベッドの足元を上げたり、背中の圧抜きをしたり、手を楽にしてもらった状態にしてお腹の上に持ってくるなど、日頃から安楽な姿勢が保てるようにすることが大切となります。